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張遼は、長身痩躯。
3ムソの通り、すらりと背丈があって、その割にほっそりとしていて。特に腰が細く引き締まっていて、闘う姿勢が凄く綺麗。休哥なんかもそうなのですが、腰高で、飾り帯なんかを巻いていると似合うという。
騎馬の将なのでね、がちがちに筋肉で体を固めて、余分の体重を増やしたりしないのです。バランスと、俊敏さ重視のしなやかな体付き。
……“人形”出身の場合はともかく、稚い頃から姿が良かったタイプです。
耶律休哥は、中肉中背…というにはやや痩せ気味。
まあ、人並みの体格なのですが、十八歳近くになるまでは、かなりのおちびさん。華奢で小さくて、女の子みたい。
あんまり、軍人としては将来嘱望されていませんでした。今はいいけれど、そのうち体格のいい他の面々に力負けし始めるだろう、ということで。二年くらい下の新兵が入ってきても、それでも休哥、背丈横幅では分の悪い感じでした。
しかし、幸い十八近くなってから、成長期。一晩寝たら、翌朝にはもう視線の高さが違う―――という勢いで伸びて、あっという間に人並みになりました。
童貫は、小柄で華奢です。
耶律休哥の場合にあった、十八歳近くの成長期……が、結局訪れなかったような。男性ホルモンが、ちょっと(?)足りていません。全身しなやか鍛えこまれていて、だから弱々しい感じはしないのですが。威丈夫ぞろいの軍隊の中にいると、一人だけほっそりとして小さく、品良い見目形で、目立ってしまいます。
眼光がきつくて、いっさい妥協のない頑なさ。
呼延灼は健康そうな、若々しい体つき。
若い将軍・若い軍人、を絵に描いたような。
特別長身とも言い難い。
けれど、公式通り、どちらかというと上背はある方。
……やや、頼りなげな線のほそさがあります。
ちょっとタレ眼気味。どうかすると、虐められた仔犬みたいな貌に。
…………長く、この双鞭呼延灼の鞭(べん)を、鞭(むち)と勘違いしていました。鞭(べん)というのは、どうやら鉄製の重たーい棍棒みたいなものらしいですね。でも、てっきり鞭(むち)だと思い込んでしまって。剣くらいの長さの、太短い鞭(むち)二本を振るっているのだとばかり!
それで、ちょっと線のほそいイメージも加わっていたのですが。
公孫勝は、“長身痩躯”。
すっきりと締まった体つき。
二巻の、救出戦の後の初登場の時。小柄、という形容がありました(こちらに拘ります!)ので、あんまり“長身”ではないのかもしれないのですが。全体のバランスがいいので、あんまり背小さくも見えないです。“長身痩躯”の形容がぴったり似合いそうな。
でも、並んでみたら、実はあんまり大きくなかった、という感じで。
特に劉唐なんか、若い頃から自分の前を進む“大きな人”というイメージで見ているので、実はほっそりとしていてあんまり大きくない公孫勝に、ふと気が付いてどきどきしていたらいいです。
林冲は、力尽くで薙ぎ倒し、押さえつけた相手が案外小さくて細いことに、手荒く押さえつけた後で気づいて動悸を感じていたらいいです。そして、その隙を突かれて、手痛い反撃を食らっていたらなおいいです。
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