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徒然種々
思いつくままに。

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 拍手を押してくださった方、ありがとうございます!
 ああ、読んでくれているひとがいらっしゃるんだと、どきどきしながら拍手、拝領いたしております!
 
 
 閑話休題。
 以下に、「onion plus」のsaki 様の現パロ設定をお借りした小話の続きをUPしております。休哥と、楊業のお話です。
  

 
 
 
 ※ 性的描写が少々あります。
 
 
 
 
   

 眼を丸くする相手の膝の上に体重を乗せ、シャツの襟首を掴んで、とりあえず、まずはくちに咬みつく。
 
『ッ…おい、』
『黙れ』
 
 もう一度。強引に割り入れたくちに、僅かに血の味が残る。
 ぺろ、と舌で舐めて。それから、もどかしく相手のシャツの釦を外し日灼けした浅黒い頸すじにもキスをして、咬んで、はみ痕をつける。肌蹴た胸元にも、ひとつ。
 
 ズボンのベルトに手をかけたところで、「よせ」と楊業に止められた。
 
 無視して先に進もうとすると強引に引き剥がされ、そして「寝室へ行く」と宣言された。―――所謂“姫抱っこ”で、それに抗議する暇もなく彼はあっという間に寝室へ運ばれ、横たえられて。
 
 そして、本格的に行為が始まったのだ。 
 
 
「……っ」
 
 きつく、休哥はくちを噛みしめる。
 
 
 最初、背後からジェルを塗った指を入れ中を拡げていく行為のため、腹に直接油を流し込まれているような不快な違和感があった。
 それに耐え、込み上げる吐き気を堪えるうち、「いいな?」と、奇妙に熱く湿った楊業のささやきが俯けたうなじをくすぐった。
 
 そして。
 
 めりめりと音を立てて、下肢の毀れていく幻想が脳裏を走る。“限界”の二文字が否応なく意識された次の瞬間、更に膨大な、重々しい衝撃が肢体の芯に叩き込まれて―――そして、今は熱い。
 
 ただ、熱い。
 
 

 


 
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