徒然種々
思いつくままに。
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微乳と、巨乳が好きです!
………初っ端から、エロオヤジな発言ですみません(汗
でも、好きです!!
両方好きです。
たっぷりと豊かに、弾力のありそうな胸と、小ぶりで形のいい可愛い胸。
両方、いいなって思います!
そゆ訳で、某さまたちによる簫太后様と女体童貫様と女体呉用センセの図、「おおおお!」って、眺めています。いいなああ!! って。
そのうち。また設定借用させていただいたりして……とゆか、まあ、その胸の大きさ云々は、今日は関係無いのですが。この記事の折り返し以下で、saki 様の設定をお借りした話をまたUPしています。今までの、続きです(苦笑。
えと、それから。
今日はその、……「宝もの」に素敵頂き物を展示致しました!
xis 様より頂いた、楊家将(北方版ではない)の、遼軍の方々花の宴、です! 美しいです! そして、可愛いのです!
このサイトの設定を一部使って下さった…といっても、耶律休哥が胡弓を演奏できて、耶律沙は舞が上手い、という部分のみなのですが(汗……ので、その関係から、このサイトに飾ってもいいですよ、と言って頂けましたので!
歓び勇んで、さっそく!
どうぞどうぞ、サイトの「宝もの」頁にいらしてみて下さいませ!!
いったい、どれだけの月日が―――流れた、だろうか。
ある、夜半のこと。
がたり、と。
入口の辺りから、物音がした。
余人では、ない。
しかし、忍びやかに気配ひとつ洩らさず、忍んでくる日頃に似合わぬ荒い音、乱れた呼吸―――流血の気配。
はッとして、童貫は起き上がった。
小柄な身には少し高い牀から速やかに踵を下ろし、無意識に白い夜着の衿に手をかけ整え直しながら、寝所のくちへ駆け寄る。
「何が―――」
急いで灯明の火を燈そうとしたが、
「…っ」
男の強い力で手頸を掴み取られ、止められた。
「つけないで、下さい」
―――闇のなかでもはっきりと、血塗れの姿が見える。
「何が、いったい……」
「斬り合いました」
畢勝と、楊令―――二人で、真剣を以って闘った。
「私が、勝ったのです」
「…ッ」
「―――殺しては、いません」
未だ収まりきらぬ荒ぶる呼吸の下から、ささやくように、何処までも静かに声が零れていく。
その思いがけない告白に眼を瞠り、返す言葉も無く息を呑む―――童貫は次の瞬間、相手の腕に強く抱きしめられた。
「……ぁ、」
分厚い胸板は、緩く上下を繰り返している。
徐々に濃厚さを増す血の香り……返り血のみではなく、少なからず今も流れ続ける彼自身の血の匂いが混じっているようだった。
かなりの、手負い。
「命に、別状は無い」
声もなく立ち竦む童貫の前で、
「軍人として、やっていけない傷…でも、ないと思います」
貴方は何も心配なさらなくていい、と静かな声が囁く。
「貴方が選べないのなら、選べず苦しんでいる貴方を何時までも放置しておかずにお前達で選べと、言われました。本当にどうにもならぬほど愛しているのなら、罪人となって、憎まれてでも奪えと」
―――呉用の貌が、思い浮かぶ。
堅苦しくくち煩く、そのくせ腹が据わっていない―――そんな風に謗られ勝ちだが、その実、戦場で働く男たちとはまた違った位置で、しっかと己の覚悟を定めている。誰に憎まれても厭われても恨まれても、譲らぬ所は決して譲らぬ勁さがある。
互いに互いを姉妹のように思う、女の貌―――
「―――貴方の意思など、もう関係ない。私たちが貴方を手に入れたくて、だから勝手に争って、勝った方が勝手に、無理矢理貴方を奪うのです」
「………」
「貴方は、悪くない」
手負いの男は、苦しく乱れた息を吐きながら訴える。
その腕に強く強く掻き抱かれながら、
「………」
いつの間にか、童貫は泣いていた。
止め処なく。
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