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徒然種々
思いつくままに。

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えと!

 あの、拍手本当にありがとうございます!
 暑くてへろへろの日々ですが、拍手ぱち、と頂いて、心身共にリフレッシュしてます!
 元気です! …って、こゆ言い方、ちょっと変なのかもしれませんが……。
 
 あの、ありがとうございます!
 
 
 折り返し以下から!
 現パロの、夛田珂純さまから設定をお借りした話の続きをUPしてます!
 
 


 休哥は、淡々と相手の攻めに対応するため己の守備位置へと移動し始める。第1クウォーターから一貫して、彼は日頃と変わりない高得点を叩き出し続けていた。
 
 そんな彼に対して、相手チームは機を狙っての直接攻撃を繰り返す。エースでありチームの得点源でもある休哥を、力尽くで潰しにかかっていた。
 
 背後から突き飛ばす。体当たりをしかける。ライン際、自チームのベンチに向かって体で押しのけ、足を掛ける。膝を蹴り上げ、ユニフォームの裾を掴んで引きずり、顔面への肘打ちを狙う。
 
 ―――あっという間にチームファウルが溜まりそうな“攻勢”だった。
 
 しかし、何故か審判はほとんどホイッスルを吹かない。すかさず、センターでもあり現在は監督を兼ねる耶律奚低やマネージャーの王欽の抗議が行われたが、むしろ逆に彼ら自身の退場・退出を仄めかされ口を封じられてしまう。……遼チームオーナーによる調査で、相手チームがあの手この手で様々に審判団へ手を回していた事実が判明するのは、試合後のことである。 
 この時点では、あまりにも偏った審判の采配に不満と疑念を溜めつつも、従うしかなかった。
 
 ―――こんな試合で、エースを潰されてはかなわない。
 
「いったん、ベンチに下がるか?」
 
 現在の試合展開と、今後のチームの展望を秤にかけて。
 キャプテンの耶律斜軫は一度、質問という形の提案を行ったのだが、
 
「…………」
  
 休哥は黙って頸を横に振った。
 無言のまま、肩にかけたタオルで滴る汗の雫を拭い取る。
 
 ―――生まれつき髪が雪のように白く、眸の彩も淡やか。
 
 一見もの静かにも温和しやかにも見える容姿ながら、生まれもった休哥の気性は誰より勁く烈しい。先の勝敗を見込んで現在の勝負を捨てるようなことを、彼が肯うはずがなかった。
 
 
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