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徒然種々
思いつくままに。

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ぴょんぴょん。

 飛び跳ねて、おります。
 元気です、心が。たくさん、拍手をいただけて。
 凄く、心が元気です! ありがとうございます!!
 
 
 とゆことで、サイトの方に北方楊家将・血涙の現パロの続きをUPしました。
 北方楊家将や血涙宛のメッセージをいただいたり、他の素敵サイトさまで、この宋代前期に関する栄養補給をちゃくちゃくとさせていただいたり。 
 何か、白き狼のターンが回ってきた感じです、私のなかで(笑。
 
 
 えと、それと。
 連休で、某サイト様で絵茶の端に加えていただいたり、して。
 それで、書きたくなってしまって、ゆえにせっかくなので、このブログの方でも、ちょっと更新。
 えぇと、下で連載している話の続きです!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「まあ、何とでもなるだろう」
 
 大部隊の指揮は避けて、兵糧を運ぶ小荷駄隊を指揮することになった。
 童貫は、心配そうに自分を見つめる呉用に向かって苦笑する。
 
「……日頃と違う兵数を動かすのは、やりづらい筈でしょう」
「もともと、宋での私は物資の輸送を受け持っていたのだ。少数の部隊に護衛されながら。―――昔に返ったつもりでいいと思う」
「…………」
 
 呉用は必ずしも、童貫の身の上だけを案じている訳ではない。
 流花寨への攻撃が始まろうとしている今、梁山泊は総力戦に移行している。そんな時、本来なら数千の兵を十全以上に動かせるはずの優秀な指揮官が(晁蓋と合わせて事実上)二名、実戦から外れて。挙句、代わりに“出現”した小部隊の指揮官一名は、少人数を動かすのには不慣れ。
 
 晁蓋抜きの童貫だけでは、完全な兵の信頼を得ることが出来ない。……今さらながら、不自然な梁山泊内の“確信”をどうにかしておくべきだったと後悔させられた。
 
「…………」
 
 眉根を寄せて俯く呉用。
 童貫は、
 
「―――心配しなくていい」
 
 ささやいて。
 ちょっと躊躇ってから、白い額に軽く接吻する。
 
「戦場では、物事は必ず決まった通りに動くというものではない。事前に思いつめ過ぎたところで、どうにもならぬ」
「……ええ」
「何とでも、してみせよう」
 
 お願いします、と。
 呉用は小さく言って、やっと―――未だ、眉間を曇らせたまま、少しだけ―――微笑った。
 
 
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