忍者ブログ
徒然種々
思いつくままに。

[489] [488] [487] [486] [485] [484] [483] [482] [481] [480] [479

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ありがたくも、勿体なくも!

 えと、以前、一度書いたのですが。
 このブログで、つい先頃まで連載させていただいていたバスケパロ。
 その生みのご両親のお一人、「Azure Sky」の夛田珂純さまから、「リンクしませんか?」とありがたくも勿体ない、勿体なくもとっても嬉しいお申し出をいただきまして。

 それで早速、「はいはいはいぃ!」リンクしますさせて下さいとお返事して、リンクさせていただくことになりました! 設定まで貸していただけた上に……ありがたいことです!(嬉

 えと、ちなみに。

 バスケパロ設定のもう一人の親御様は、これも以前に書いたのですが、その夛田珂純様と親しくされている3nの琳ユウイ 様のことでした!

 ―――お二方に、今後ともどうぞよろしくお願い致します!

 

 えと、それで。 
 折り返しいかに、こちらは「onion plus」のsaki 様からお借りした設定で、女性童貫様の話の続きをUPしております。

 ―――何やらとりとめもなく散漫なサイトですが。良かったら、また遊びに来てやって下さい! 贈っていただいた拍手、どれも大変ありがたくいただいております!!

 

 


 
 ―――すんなりと細くて、白い脚。
 
 関節の浮き上がる華奢な足頸が、薄っすら紅く腫れている。
 史進の手で突き飛ばされた瞬間、地面に叩きつけられる以前に、童貫は既に足を捻っていたのだ。
 
「あの、愚か者…!!」 
 
 畢勝はまた、かあっと頭に血を上らせるが。
 
「畢勝」
 
 童貫自身が、それを窘めた。
 
「彼のせいではない。私が不甲斐ないだけだ、だから―――」
「貴方のせいでなど、あるものですか」
 
 彼女の言葉を遮り、畢勝はむっつりと云った。
 
「体力に個人差があるのは当たりまえ。味方でありながら、また調練の場でもなく、単なる戯れの場でありながら、其処を配慮しなかったのは彼奴の未熟でしょう。―――貴方の責任ではありません」
「畢勝…」
「貴方が軍人として優れた力を発揮されているのは、誰だって知っています。ただ、誰にだって不足の部分はある、それを補うのは―――」
「畢勝、…これは史進のせいではないし、ましてお前のせいなどでは決してない」
「っ!」
「私自身の責だ、これは」
 
 
 ―――眼の前で、童貫に怪我をさせてしまった。
 
 
 密かに衝撃(ショック)を受けている畢勝の内面を見透かし、童貫は云い諭す。
 静かだが、毅然とした強い口調。
 
「私も既に、一人の軍人として任務についている。だからこそ、どのような場合であれ、怪我をするのは私自身のせいなのだ」
「……」
「気遣いはありがたく思うが、しかし心得違いはするな。―――いいな?」
「……はい」

 

 

PR

Comment

お名前

タイトル

メールアドレス

URL

パスワード

コメントVodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

文字色


Trackback

TrackbackURL

<CP別対抗杯(?)  Home  拍手、拍手、拍手!>

カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
最新記事
(03/13)
(03/09)
(03/04)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
最古記事
アクセス解析

忍者ブログ [PR]

TemplateDesign by 比呂有希|ススメ::342blog