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このブログで、つい先頃まで連載させていただいていたバスケパロ。
その生みのご両親のお一人、「Azure Sky」の夛田珂純さまから、「リンクしませんか?」とありがたくも勿体ない、勿体なくもとっても嬉しいお申し出をいただきまして。
それで早速、「はいはいはいぃ!」リンクしますさせて下さいとお返事して、リンクさせていただくことになりました! 設定まで貸していただけた上に……ありがたいことです!(嬉
えと、ちなみに。
バスケパロ設定のもう一人の親御様は、これも以前に書いたのですが、その夛田珂純様と親しくされている3nの琳ユウイ 様のことでした!
―――お二方に、今後ともどうぞよろしくお願い致します!
えと、それで。
折り返しいかに、こちらは「onion plus」のsaki 様からお借りした設定で、女性童貫様の話の続きをUPしております。
―――何やらとりとめもなく散漫なサイトですが。良かったら、また遊びに来てやって下さい! 贈っていただいた拍手、どれも大変ありがたくいただいております!!
―――すんなりと細くて、白い脚。
関節の浮き上がる華奢な足頸が、薄っすら紅く腫れている。
史進の手で突き飛ばされた瞬間、地面に叩きつけられる以前に、童貫は既に足を捻っていたのだ。
「あの、愚か者…!!」
畢勝はまた、かあっと頭に血を上らせるが。
「畢勝」
童貫自身が、それを窘めた。
「彼のせいではない。私が不甲斐ないだけだ、だから―――」
「貴方のせいでなど、あるものですか」
彼女の言葉を遮り、畢勝はむっつりと云った。
「体力に個人差があるのは当たりまえ。味方でありながら、また調練の場でもなく、単なる戯れの場でありながら、其処を配慮しなかったのは彼奴の未熟でしょう。―――貴方の責任ではありません」
「畢勝…」
「貴方が軍人として優れた力を発揮されているのは、誰だって知っています。ただ、誰にだって不足の部分はある、それを補うのは―――」
「畢勝、…これは史進のせいではないし、ましてお前のせいなどでは決してない」
「っ!」
「私自身の責だ、これは」
―――眼の前で、童貫に怪我をさせてしまった。
密かに衝撃(ショック)を受けている畢勝の内面を見透かし、童貫は云い諭す。
静かだが、毅然とした強い口調。
「私も既に、一人の軍人として任務についている。だからこそ、どのような場合であれ、怪我をするのは私自身のせいなのだ」
「……」
「気遣いはありがたく思うが、しかし心得違いはするな。―――いいな?」
「……はい」
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