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徒然種々
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北方作品、感想色々。

 
 単行本未収録のネタバレもありますので、折り畳みで。
 ……ネタバレってほどのネタバレでは、無いのですが。 
 
 まず、雑誌の北方水滸伝の展開(?)について。
 
 秦容が、童貫元帥のこと憶えてくれていて、凄く嬉しかったです!! ……秦容が剣で闘ってくれただけで、何となく、彼の前で剣を構えて立った元帥のことが思い出されて、秦容もきっと忘れないでくれていると思えて、嬉しかったのですが。
 戦場で逢いたかったと(という意味のことを)彼が言ってくれて、本当に嬉しかった! 此処でも、元帥がちゃんと生きているんだな、と思えて……。
 
 こういう、繋がっていく関係、というのが、北方作品の醍醐味の一つだと思います。
 
 楊家の血筋で繋がった、北方楊家将・血涙と北方水滸伝の繋がりも、そうです。
 ……北方の地に翻った、「幻」の旗。かつてそれは、楊家の亡霊となってしまった楊四郎こと、石幻果の旗でした。この旗が、滅びを眼前にして果敢に戦っていた遼という国を、守りきったといって過言ではないと思います。
 それから……その、石幻果の血を受けた簫珪材が、まるで、耶律休哥や石幻果が(楊六郎らとは違って)存分に戦い抜いて散った代わりとでも云うかのように、高貴な血という枷に封じられて生きている時代に。(休哥の代わりみたいな、耶律大石まで兄代わりで存在していて!)
 再び翻った、「幻」の旗。楊家の血を受けない楊家の男・楊令が幻王として、遼を滅ぼす存在として、掲げた旗。
 
 何か、因縁深いですよ、ね。
 面白いと思います。
 
 ついでに云いますと。
 北方水滸伝の公孫勝、北方三国志に登場した呉の致死軍の、後継者のようなものと言って云えなくもない存在なのですが。
 その好敵手というか、喧嘩友達みたいな、林冲。……身許不明、何処かの山で、何故か武芸の得意なおじさんに育てられたという彼、北方三国志時代、山に入って馬超が開いた里の子孫だったら、面白いのになと思います。勝手に。
 馬超が使ったのは剣でしたが、その馬超の好敵手だった張飛が使っていた蛇矛……本来の水滸伝では、林冲が使用するのはその蛇矛だったのですよね。外見も張飛似で。
 
 そういう風に考えると、北方三国志も繋がってくれそうで、(勝手に)愉しくなってしまいます!
 北方史記ですと、衛青の作った騎馬&歩兵の戦術、それを受け継いでいるのが北方楊家将の高兄弟みたい、ですし!
 
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