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徒然種々
思いつくままに。

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更新…。

 
 話の更新、です。
 バスケパロです。
 
 ……えと、楽しみにして下さっている方がいる、と知れば。
 
 すぐに調子に乗ってしまう。
 そゆタイプだったりします、自分!
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 試合再開。
 
「ッたく、あいつは…!」
 
 耶律斜軫は、舌打ちした。 
 視線の先に、生来的に色素を留めない白い髪をさらりと項へ伝わせた、自チームエースの姿がある。
 
 ……休哥自身が何と訴えようと、日頃と比べ少しでも調子が悪いようなら、すぐにも彼をベンチへ下がらせるつもりだった。控えの耶律沙に、アップをしておくようにと合図を送っている。
 
 視界を片方塞がれれば、どうしたって距離感が掴み難くなる。 
 そんな状態で試合に出ていれば……普通ならともかく、こんな敵を相手に試合をしていれば、とんでもない大怪我をさせられてしまう可能性があった。
 
 百歩譲って、もう少し休哥が大柄な選手ならばまだいい。例えば、かつて最強選手と謳われた宋の楊業のように、然程背は高くなくとも、もろに肉体同士ぶつかりあっても当たり負けしない程度のガタイの持ち主ならば、まだマシなのだ。
 しかし、先の接触で既に露呈した通り、この巨体揃いのチームに体でぶつかってこられると、休哥の体格ではその衝撃を捌き切れない。単純なボディコントロールだけで接触戦を凌ぐのは、どうしても限度がある。

 ――――このままでは最悪、選手生命に関わる事態だって起こり得る。
 
 キャプテンとして!
 絶対に、そんなことにだけはさせられない!!
 不調なら、即交替させる…ッ!!
 
 断固たる決意を、斜軫は固めていたのだが。
 
「………」
 
 しかし、休哥は淡々とフリースローを決める。
 
 
 
 ………彼の言葉に、嘘は無かった。
 
 
 


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