忍者ブログ
徒然種々
思いつくままに。

[276] [275] [274] [273] [272] [271] [270] [269] [268] [267] [266

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

カテゴリーについて。

  カテゴリーについて。
 これでも、実は色々考えています(汗。
 
 今まで、(今日もなのですが)「onion plus」のsaki 様の設定をお借りしています、とか、某サイトの某様の設定を借用の小話です、とか。
 そゆことしか書いていなくて、……それはもちろん、最初はもっとつつましく、一回お借りするだけのつもりだったので、小話同士の差別化についてはあまり考えていなかったせいでもあるのですが。
 
 ………もしも、仮に。
 
 後から小話をまとめて読んでくれようというご奇特な方がいらっしゃった場合、どの話がどの話の続きなのか、分かりづらいですよ、ね。
 何とかしたいなあ、と思っています! 幸い、借用させていただいているサイト様からは、気にせず使っていいですよ! と改めて言っていただけましたので……。一度、早々に整理しようと思っています!
 
 えと。それで。
 以下は、上記のとおり、お借りした設定による現パロ小話の続きです。
 
 
 
 

 
 
 その晩、童貫は病院で一泊させられた。
 
 いちおう念のため、である。
 突きを喰らった胸の打撲がかなり酷く、肋骨に薄っすらとひと筋、皹が入っていたせいでもある。
 
 ―――ま、武道をやっていればこの程度のことは普通にあるものだ。
 
 幼少時は酷く体の弱かった養い子の身を、今でも気遣い濃やかに情を注いでくれる養父母には、むろん内緒のことだが……。
 無理を頼んだせいだと慙愧しきりの後輩たちに、気にするなと手を振って。特に見る影もなく萎れきっている畢勝には、これぐらい想定して引き受けたと言い切り、むしろ突き飛ばされた際助けられたことについて礼を言った。 
 だから言ったろうが、と。眉を顰める同年の友人の言には耳を塞ぎ、おろおろと見舞いに来た年下の友人たちには大したことはないと微笑って見せて。
 久々にかつて馴染みの入院病棟の空気を吸っている。 
 
 童貫の下に、
 
「すみませんでした……」
 
 対戦相手が、果物籠を抱えて詫びに来た。
 急いで購入してきたのだろうが、メロンや葡萄まで入った、精一杯の豪華版フルーツである。
 
PR

Comment

お名前

タイトル

メールアドレス

URL

パスワード

コメントVodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

文字色


Trackback

TrackbackURL

<突発。   Home  小話。>

カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
最新記事
(03/13)
(03/09)
(03/04)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
最古記事
アクセス解析

忍者ブログ [PR]

TemplateDesign by 比呂有希|ススメ::342blog