徒然種々
思いつくままに。
[501] [500] [499] [498] [497] [495] [494] [493] [492] [491] [490]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
えと、そのですね!
どうも、ありがとうございます!!
たくさんたくさん拍手をいただけて!(感涙
えと、先に書きました、火狼紗麻さまの設定をお借りして!
前回UPしました話の続きです!
どうも、ありがとうございます!!
たくさんたくさん拍手をいただけて!(感涙
えと、先に書きました、火狼紗麻さまの設定をお借りして!
前回UPしました話の続きです!
休哥は、相手と同じく伏せ気味に半ば落とした白い睫毛の狭間から、相対する男の様子を眺めていた。
所詮、己とは本来別世界に生きる男ゆえ、それほど真剣な興味がある訳ではない。しかし、今、この男は休哥の棲み処(テリトリー)に入ってきている。それも、自ら望んで。
―――少し、気をそそられていた。
「…………」
戦場の気配の、する男。
実際、この男は交渉の場で、その一見した様子とは裏腹に、危いほど攻撃的なカードを切るのだと耳にしていた。
男の上司に当たる、簫希姫からではない。休哥の友人である耶律斜軫……その、上司である耶律奚低から、聞かされたことがあるのだ。
この童貫という男、かつて、警察官としての奚低の世話になったことがあるらしかった。
別に、童貫自身が犯罪に手を染めたという訳ではない。
ただ、止むに止まれぬ思いに駆られ、罪を犯した人間がいて、童貫はそれを知りつつ、偶然関わった己にかかった疑いを晴らそうとしなかった。むしろ相手が目的を果たし終えるまでの時間稼ぎと、進んで容疑を引き受けた。
様々な事情が絡んで尋問は厳しく……もはや尋問というより拷問というべきものだったらしい。しかしそれでもこの男、叩き込まれた留置所に腰を据え、全く揺らがなかった。
PR
Comment
Trackback
TrackbackURL
カレンダー
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
ブログ内検索
アクセス解析