徒然種々
思いつくままに。
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ご参加、ありがとうございます!!(平伏
謹んで、承りましたぁッ!! 嬉しがって…もとい、張り切って書きます!!
えと、どしどしペア、応募してくださるともっと張り切ります!
よろしくお願い致します!!
閑話休題。
以下から、連載していますにょた版元帥の連載の続きを。
saki 様、何時もながら、設定貸与ありがとうございます!
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「……っ!!」
童貫は、きつくくちを引き結んだ。
腹を括る。
鋭い視線を、乱戦の様相を呈し始めた戦場へと向けた。
剣を構えた楊令、対峙する豊美。
その背後で縛られ、馬に乗せられている童貫。
豊美の部下たちが、三名の周辺を取り巻き守護している。
しかし、やはり此処は戦場なのだった。禁軍の精鋭軍のうちに数えられる豊美部隊の兵士らであっても、その殺伐たる喧騒を完全に除外することなどできようはずもない。
―――そこに、“喧騒”の固まりが暴れこんできた。
尻を傷つけられ、乗り手の制止も振りきって狂奔する馬一頭。
さすがに暴れ馬をまで防ぎきれず、逆に押されて人垣が大きく乱れ、包囲の一角が崩れる。
この機会(チャンス)、童貫は逃さなかった。
両手は拘束され、使えない。
鞍の上に積まれていて、足は完全に宙に浮いているので、踏みしめる足がかりもなかった。
それでも、
「…っ!」
童貫は無理矢理、膝を腹部へ抱え込むようにして前へ体重を移し、跳んだ。
跳んだというより、転がり落ちた。
―――暴れ込む軍馬の、蹄の前へと。
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