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徒然種々
思いつくままに。

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改めて。

 しみじみ、幸せをかみ締めております。
 ………たくさんの拍手、どうもありがとうございますッ!!
 
 本当にありがたくて嬉しくて、何をどう表現したらいいのか、時々戸惑ってしまいます。感謝感激雨霰! です!!
 
 ………それで。
 
 そんなに感謝していますのに、やることがとろくてすみません(汗。
 このブログで更新しています、小話につきまして。「onion plus」のsaki 様からお借りした設定の話は整理したのですが。他のところからお借りしたものについては、まだまだ整理途中です(汗々。
 
 徐々に、整理していきたいと思っています!
 
 それで、今日は。
 こちらのサイトからこれまたリンクさせていただいている、「空色翼猫」の火狼紗麻様からお借りした現パロ設定で、小話をひとつ……。
 
 北方楊家将・血涙の耶律休哥。
 レスキューで、延平と組んで働いていて、とある火災現場で四郎を助けて。そして、その後両親を亡くして楊家の子になった四郎に懐かれてしまって、という設定、をお借りしました!
 

 
 
 
 チャイムの音がする。
 休哥は、魚眼を覗く。……しかし、人の姿がない。
 
「………?」
 
 やや警戒しつつ―――襲撃をかけられそうな心当たりが、無いでも無い(主に逆恨みだと言えるが…)―――扉を開けてみれば、
 
「…………」
 
 小さな子供が一人、其処にいた。―――以前、火災現場で彼が救助した子供だ。 
 恐怖のあまりか吸った煙のせいか、最初は記憶が混乱しており、直接救助に関わった休哥にまるで雛鳥のように懐いていた。
 その後、記憶は戻ったものの両親は当夜の火災で共に死亡。ほかに親族もなかったので、休哥の同僚である延平の実家に引き取られていったのだが……。
 
「……ひとりで、来たのか」
「…………」
「どうかしたのか?」
「…………」
  
 四郎、という名前の子供は、黙ったままじっと休哥を見上げている。
 その眼前に立ちふさがる形になっていた休哥は、
 
「「………」」
  
 ややあって、半身を開いた。
 
「まあ、上がれ」
「…………」
 
 子供は、こく、と頷いた。
 

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