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全19巻らしい、北方水滸伝。
18巻というのは怖すぎて、読みたくないーって、泣き言をいっていたのですが。
やはり、本屋に平積みにされていると、気になってしまうものですね。
ちょこっとずつ、立ち読みをし始めてしまっています。でも、やっぱり怖くて怖くてなかなか読めませんー!
水滸伝って、確か叛乱成功の物語ではなかったはずですし。(※原典)
それに、北方ものって、何か「夢の潰える話」っていうのが……てゆーか、「夢は必ず潰えて、しかし引き継がれるもの」みたいなのが根本テーマみたいになっているじゃないですか?
北方水滸伝の場合は、続編もあるらしいですから、そんなに酷いことにはならないのかもしれませんが……。
や、やっぱり怖いです、18巻!
ただ、その。
ちょっとずつ読むうち、だんだん……童貫に嵌ってしまいそうな気がしてきました。何か、位置付けが「楊家将・血涙」の耶律休哥に似ている気がするのですよね。
こいつさえ倒せれば…! っていうのりのところとか。
あと、あんまりにも強いので、敵として対峙するとき、主人公集団が最高にかっこよくなるところとか。
五千騎を自在に動かせたがゆえに強かった耶律休哥とは違って、童貫は大軍を率いる元帥ですが。
戦だけがわが命ってところも、似てるような。究極云ってしまえば、国とか帝とかもどうでもいい感じとか。厳しくて、そのくせ部下には無茶苦茶慕われているところとかも。
……休哥とは違って、童貫には密かに心通じ合う想い人(?)もいない訳で、その代わり、宦官である自分の肉体への強い欠落感がある訳で。
休哥より、気の毒っちゃ気の毒な人なのかもしれません。
……ただ、童貫に嵌ってしまうと、困ること。
元帥って、宦官らしいのですが……CPってこの場合、どうしたらいいのでしょうかね? (← 腐女子!)
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