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えーと、ですね。
三国無双の張遼と、北方耶律休哥。
似ていると私は主張している訳ですが……
何と言いますかね、休哥は……魏に生まれ育った張遼、という感じです。
生え抜きの魏将・張遼。
滅びを、知らない。
己の前に確固として立つ“飛将軍”、打ち消すことの出来ない永遠の憧れを知らず、それを奪われる痛みも知らない張遼。
(ま、後になって休哥も楊業という永遠の好敵手、己の唯一敗北した忘れがたい敵将……という存在を得るのですが。あくまで、彼は彼にとって明確に“敵”ですから。張遼にとっての呂布とは、ちょっと違いますね)
気性がきつくて、周囲との折り合いが悪い。
ただ、戦場での己を磨き続けることのみによって、存在し得る。
それは、どちらも同じだと思うのですが。
その厳しさ苛烈さを、耶律休哥が内にも外にも容赦なく放ち続けるのに対して、張遼はやはり降将、魏での新参者という立場ゆえでしょうか。内へ内へと溜め続けている感じがします。
ときどきほんの一瞬、激しく本性を垣間見せるだけで。
穏やかな麗人の皮を被った狼と。
そんなもの、最初ッから被る気皆無な狼。
中身はいっしょ!
……もしもね、張遼が最初から曹操に仕えていたら。
夏侯惇が、北方耶律休哥に対する耶律奚低か耶律斜軫みたいな役割を果たしていたのではないかと思います。
気性のきつい、主と有力将軍の間に挟まれて。
根本では心が通じているはずなのに、お互い意地っ張りで角突きあわせる感じになってしまう二人を、頭の痛い思いをしつつ取り成して。
もしくは、「尊大すぎ!」とか「態度悪!」とか、その孤高の姿勢に対して出て来る文句について、我関せずな将軍に代わって、色々取り鎮めたりとか。
全軍総帥の身でありながら、そんなことばかりして。
戦場では、―――戦の才だけは有り余っている有力将軍の助言を受けたりしてね。
想像すると、(私が)愉しいですねー♪
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