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徒然種々
思いつくままに。

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拍手ありがとうございます!

 拍手を、たくさん送っていただきまして……(平伏。
 心から、ありがとうございます!! 本当に、ありがとうございます…!!
 
 
 
 えと、それで。
 閑話休題。
 
 あの、「onion plus」のsaki 様からお借りしました、現パロの。
 小話の、続きを。……カテゴリーについては、もう少し、お待ち下さいませ…!
 
 
 
 
 
 
 
「えっ!!」
「童貫ッ!?」
 
 一斉にあがる、幾多の叫び。
 
「………ッ」
 
 童貫は、動けなかった。
 大きく眼を見開き、倒れ込んだままの姿勢で固まっている。
 
(息、が……っ)
 
 呼吸(いき)が、出来ない。
 突かれた胸部から激痛が……いや、それの呼び起こす痺れが四肢の末端まで枝分かれして走り抜け、全身が痙攣を起こす。懸命にくちで喘いでも、喉から奥が麻痺したようで、空気が上手く入ってくれない。
 
 幼い日々、馴染んだ発作の苦痛……
 
 現実の痛みと記憶の痛みとが錯綜し、血の気が引いた。
 胸を、灼いた剣で抉りまわされるような地獄の苦しみ。
 
「…ぁ、っ…ッ、」
 
 噎せて、咳き込む。
 搾れるような呻きが零れ、童貫は無意識に己で己を庇うように小さく小さく体をちぢ込めた。喘ぐくち元から、銀糸が頸すじを伝う。震える右手が無闇と胸元を掻いて防具に弾かれ、伸ばした左の指先が力なく床を滑る。
 
「……っ!!」
 
 ひゅうひゅうと、まるで割れ硝子に風の吹きつけるような。
 軋る虚ろな音が、肺から喉を塞いでいる。
 
 ―――抱え起こされた。
 
 畢勝。
 貌色が、変わっている。懸命にこちらに呼びかけているのがその口の動きから分かるが、しかし胸から響く音が煩くて、良く聞こえない。
 
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