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今日の更新は、「瑕華楼」の続き。
楊令×童貫。……異色カプですが。
楊令と童貫元帥、けっこう相応しい組み合わせじゃないかと思っています。
敵同士ではありますが!
―――いえ、切っ掛けは敵同士だからこそ、でしょうか? お互い、下手な仲間なんか眼じゃないくらい、意識し合っていましたから……。
太陽。
童貫元帥は、禍々しいくらいの、下手したら全てを灼き尽くしかねない凄まじいエネルギーを内包した存在だと。その、ちっぽけなひとの中に本当に包まれていたのかと疑いたくなるくらいのエネルギー全てが、“戦”に向かって注ぎ込まれていた訳です。
その、灼熱のエネルギー。
一個人に向かって注がれることになりでもしたら……大概のひと(もちろん、例外なひとも少なからずいると思いますが!)は、次第次第に腰が引けて、圧されて、重くて重くて、下がってしまうと思います。骨の髄まで灼き尽くされる前に、逃げるかも。
対するには、ブラックホールがいいと思う訳です。
楊令。
周囲の人々の期待も不満も憧れも敵意も、ありえないくらい注がれ続けるもの全てを受け止め喰らい込み続けている存在。
たった一人、愛するひとが出来てしまったら……下手すると、もらってももらっても全然愛が足りなくて、相手を吸い尽くしてしまうかも。
太陽と、ブラックホール。
組み合わせになれば、案外お互い幸せかもしれない、と。
そんな風に思ったりします。
えと。
それからその、拍手!
送って下さった方、どうもありがとうございました!!
拍手をたくさん、送っていただきまして!
感涙に咽んでいる次第、です! ありがとうございます!
相当なるマイナー趣味で……自覚のあるだけに、「自分が愉しいから書いてるの!」と自分が好きだからどんなにマイナーでも、他に同趣味の人が一人もいなくても、それでいいんだ! と。強がっているのですが。
実際のところ、本来が書き手ではなく読み手、眺め手なものなので、「一人だな…」と自覚すると、淋しくてたまりません。なので、ぽちっとひと押ししていただけると、本当に元気が出ます、現金に!
拍手に、改めてお礼申し上げますッ!!
閑話休題。
本日は、「北方作品」の石幻果×耶律休哥の続きをUPしました!
・耶律休哥
消防の特別救助隊員。
耶律斜軫は幼馴染、延平は大学同期の同僚。
延平とはけっこう親しく、延平の父親である楊業が師範を務める剣術道場にも時々貌を出している。
・楊延平
耶律休哥の同期の同僚。
父親と王進のやっている剣術道場へちょくちょく手伝いに行っている。
・楊四郎
とある火災現場で、休哥に救助された。最初混乱して記憶を失っていたが、やがて身許が判明……しかし、両親も親族も全く無かったので、結局延平の家に引き取られることに。
自分を助けてくれた休哥と、一緒にいた延平にとてもとても懐いている。
・耶律斜軫
耶律休哥の幼馴染。
警視庁のエリート。
・耶律奚低
耶律斜軫の上司。
・簫希姫
耶律休哥の、かつての縁談相手。
今は亡き父と夫の後を守って会社を背負い奮闘する女性社長。
時おり耶律休哥のアパートを訪れて、軽く酒を酌み交わす。―――お互いほのかに思い合いつつも、その関係が深まる兆しは今の所なし。
・童貫
会社重役。
簫希姫の右腕。