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徒然種々
思いつくままに。

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滔々と。

 
 滔々と、語ります。
 北方楊家将・血涙の二次創作について。
 
 
 えと、ですね…。
 語り始めると、長くなるのですが。
 
 
 このサイトからもリンクさせていただいている、某サイト様。
 そちらで、耶律休哥の絵がUPされているのですが、それを見て、私、そのイメージで話を書いてみたい、と考えました。
 
 ああ、可愛いな、と思ったのです。
 絵を見せていただいた時。
 
 その某サイト様の休哥は凄く可愛くて。
 だから可愛い休哥を書いてみたいな、と。そう思いまして、某サイト様に快く許可していただいて、“可愛い休哥”の話を書こうとしていたのです。
 
 でも、その……絵からイメージをいただいた“可愛さ”がなかなか形にならなくて。幾つか(まあ、本当に可愛いかどうかは別にしまして)“可愛い”休哥の話を考えてみたのですが、どうもしっくりこない。
 
 どうしてだろう、と。
 不思議に思って、考えてみました。
 
 
 で、結論。
 
 
 ………某サイト様の休哥は、凄く…ピュアな感じ、なのですよね。
 
 純粋というより、無垢なイメージ。
 これは個人的な勝手な感覚ですが、“純粋”とか“純潔”という形容が何となく“穢れを拒む”強さを持つなら、“無垢”は、ひたすら穢れのない、生まれたての……ある種の危さ、あどけなささえ含んでいるように思われます。
 
 某サイト様の休哥は、“無垢”なタイプ。 
 人の世の穢れを、知らない。
 
 野性の獣は本能に叩き込まれた大自然のルールにのみ従いますが、それと同じ感じです。戦、という側面にのみ純化されていて、その他の、どろどろとした人間の欲望…権謀術策とは(関わらないのではなく)関われない。
 頭ではそれがあると分かっていても、それを自身のものとして取り込むことが出来ない。血肉にならない。透してしまう。
 
 結果、穢れていなくて。
 天地の狭間を生きる動物のように、人間の汚さから自由な人。
 
 
 この休哥を書きたいなら、単純な“可愛さ”ではなくて、きちっと“無垢”を書かないとダメなんだと気づきました。
 ……すみません、観賞者の勝手な感慨ですので、創造者の方が見ていらしたらひと言あることだとは思うのですが。私は、そんな風に思いました。
 
 
(更に個人的な勝手な感慨ですが、ひと言)
 
 うちのサイトで、「耶律斜軫×耶律休哥」の話を書きまして、そして他にも書くつもりなのですが。
 それとは別世界の、「楊業×休哥&石幻果×休哥」の話の中の耶律斜軫、から見た耶律休哥が、某サイト様の描かれた耶律休哥に近いか、と感じました。
 
 うちのサイトでは、「楊業×休哥&石幻果×休哥」世界(……「昔語り」シリーズなどになっていますが)の斜軫は、休哥に恋しません。あくまで、大事な大事な友人以上の存在にはならないんです。
 凄く好きで、時には妻以上に大切で宝物だから、本人も時に「惚れてるのかな…?」って惑うこともあるかもしれません。でも、実は恋してません。ぶっちゃけ、欲情したりしません。
 
 うちの斜軫にとって、うちの休哥は……その優美さに思わず溜め息の出るような、見惚れてしまわずにはいられない、とっても綺麗な異種生物、だったりします。
 
 人が咲く桜の美しさを愛でずにはいられないように、飛ぶ鳥に感動せずにはいられないように。それでも、……大切にしたい、自分にも同じように好意を持ってもらいたいと思いつつも、(普通なら)結婚したいとは思わないように。
 
 そんな、“人”から見た“異種”の存在。
 そゆ感じが、某サイト様の休哥に近いかな、と。
 
(ひと言(?)終了)
 
 
 で、その。前置きが凄く長くなっていますが。
 そんな訳で、―――ま、“可愛い”ネタは幾つか一生懸命考えていて、それを無駄にするのも哀しいので、それも書きたいですが―――でもぜひ、ちょっと軌道修正して“無垢”な休哥を書いてみたい、と思っていたのです、が。
 
 
 えと、その某サイト様。
 楊業の絵を、UPされたのですよ、ね。
 
 
 それがもう、何か犯罪…
 
 これであれに手を出したら、ちょっと犯罪…! 
 
 何だか、背徳的…!
 
 
 そんな風に、思える絵だったのです……!! 
 ええもう、どうしてこう…魅力的なんでしょう!!
 
 新たにUPされた楊業の絵、凄く色っぽくて……!! 何と云いますか、大人の男の色香? 艶姿という言葉は攻には似合わないと思っていたのですが、まさにもう、そう表現するしかない、そのくせ受には決して見えない男の姿! 
(某サイト様では同じ北方作品の、「水滸伝」の童貫元帥というキャラの絵も描いておられるのですが。大人の男の色香なら、そちらの絵にもあるのですが、そちらにある剛直な……やや硬い雰囲気がこちらには無い、のです)
 かっこいいと云いますか、ええ、もう色っぽい…っ!! 
 
 瀟洒……いえ、狡猾そうな……臈たけたような?
 人間、なのですよね。この楊業は。濁りがあるというのか、深みがあると表現すべきか。艶やかに、鮮やかに歳経た“大人”。
 
 
 この、楊業が、あの休哥に手を出したらちょっと犯罪っぽいと思います!
 背徳的な感じ!! 
 
 ………いえ、自分が楊業×休哥推奨派なので、ついこう(楊業が休哥に手を出すとか)考えてしまうのですが。
 
 もう、何と云いますかねぇ…。
 すッッごくピュアな、人として無垢な休哥に、この人間として甲を経たイメージの楊業が手を出したら……幼/女(?)淫/行か何かに引っかかりそう(汗。まだ誰も触れたことのない白絹に、穢れをつけてしまうような……(汗々。
 
 ―――某サイト様の楊業が穢れて見えるってことではないんですよっ!!!
 
 むしろ、逆。
 いわゆる“穢れた大人”なら、例えば潘仁美なんかなら、休哥にはそもそも触れることなど出来ないと思うのですが。―――楊業なら、触れられると思いますので……“人間として”凄く大人で、蠱惑的な男………。
 
 
 
 あああ、また前置きが凄く長く長くなってしまっていますが。
 その、“無垢”な休哥を書くぞと身の力は及ばぬながら、とりあえず燃えていたのですが、某サイト様で新たに楊業の絵を見まして、“可愛い”休哥がまた書きたくなってしまった、という話です。
 
 49歳×34歳、ではなく。
 30歳×15歳、くらいの、「ちょっと犯罪…?」な話。
 
 書きたく、なってしまいました…!!

    
 
 
 
 ………長々長々と書いてきまして、結論は一行(汗。 
 ここまで読んで下さった方、いらっしゃいましたら、どうも、すみません!!
              

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