徒然種々
思いつくままに。
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うちの元帥は……
宦官だった養父(おとうさん)と、そんなに仲が悪くないです。
てゆーか、養父のことを別に憎んではいません、童貫元帥。
仲良い父子ってわけでもなかったのですが、ね。
養父にとっては、養い子(童貫)は自分の老後生活を安泰にするための、道具のようなもの。てゆーか、道具。
自分のための道具だから一生懸命磨くし、性能上げようと努力もする。
だからそれは、所謂“純粋な愛情”ではないわけですが。
しかし、養父とすれば、そうして“優秀な道具”になれば、自動的に彼自身の思うところの―――彼が宦官として得たのと同じ“幸福”(宮中での出世とか権力とか財産とか)を手にすることも出来るわけで、だから結局のところ、それは童貫にとってもいいことだと疑いもなく信じている。つまり、彼なりの理屈と方法において、童貫に“愛情”をかけているわけです。
それが分かるので、童貫の方も養父が―――好きか嫌いかではいえば、嫌いは嫌いなのですが―――別に、憎くはなくて。
だから養父が死ぬまでは、養父の望む通りの道具でいてやるのですよ。それが、義理の父親への恩返しにもなるわけですし。
ただ、養父の思う“幸福”と童貫の思うそれとは全然まったく少しも重ならないので、養父が死んだ途端、スパッと宦官としての生き方を放棄してしまうのですが。
宦官だった養父(おとうさん)と、そんなに仲が悪くないです。
てゆーか、養父のことを別に憎んではいません、童貫元帥。
仲良い父子ってわけでもなかったのですが、ね。
養父にとっては、養い子(童貫)は自分の老後生活を安泰にするための、道具のようなもの。てゆーか、道具。
自分のための道具だから一生懸命磨くし、性能上げようと努力もする。
だからそれは、所謂“純粋な愛情”ではないわけですが。
しかし、養父とすれば、そうして“優秀な道具”になれば、自動的に彼自身の思うところの―――彼が宦官として得たのと同じ“幸福”(宮中での出世とか権力とか財産とか)を手にすることも出来るわけで、だから結局のところ、それは童貫にとってもいいことだと疑いもなく信じている。つまり、彼なりの理屈と方法において、童貫に“愛情”をかけているわけです。
それが分かるので、童貫の方も養父が―――好きか嫌いかではいえば、嫌いは嫌いなのですが―――別に、憎くはなくて。
だから養父が死ぬまでは、養父の望む通りの道具でいてやるのですよ。それが、義理の父親への恩返しにもなるわけですし。
ただ、養父の思う“幸福”と童貫の思うそれとは全然まったく少しも重ならないので、養父が死んだ途端、スパッと宦官としての生き方を放棄してしまうのですが。
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