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徒然種々
思いつくままに。

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ありがとうございます!

 
 えと、拍手をたくさん送って下さって!
 どうも、ありがとうございますッ!!
 
 ……ぽちっとひとつ拍手を押していただけると。
 
 自分って一人じゃないんだ、自分の好きなものについて、好きと感じてくださる方がいらっしゃるんだ、と。
 凄く凄く、嬉しくなってしまいます。
 
 どうもありがとうございますッ!!
 
 
 
 
 さてさて。
 閑話休題。
 
 えと、折り返し以下から。
 女版童貫さまの、パロ。連載しているものの、続きです!
 

 

 
 童貫は、肉体的には正しく“女”以外の何ものでもなかった。それはもう、あの双剣使いの扈三娘などとは比べものにならないぐらい。
 
 ―――肉付きの薄い、華奢な体付き。
 
 背も小さくて、屈強の男たちの間に混ざって立つと、本当に吹けば飛びそうな有様である。一度、史進ら遊撃隊員は移動中の水浴のさいにその裸体を見かけたことがあるが、胸乳などあるか無きかに薄く、腰は少女そのものの如くに貧しくかぼそかった。肩もすんなりとほそい。
 
「…………」
 
 もちろん、毅然と背筋をのばし、きつい視線をしっかりと据えて立つ姿は見た目にはそれなりに将らしく感じられる。能力はと言えば―――少なくとも前線に立つ総指揮官としては、官軍から移って来た軍人たちをはじめ、梁山泊で実戦を重ねてきた者達――史進も含めた――が、軒並み一目も二目も置く凄まじさ。
 
 しかし、冷静にその体つきを考えれば、実に“女らしく”、軍人としては貧弱そのものなのだ、童貫は。
 
 彼女自身、自分の筋力の無さを気にかけていて、梁山泊に来て戦場を多く往来するようになってからは、馬術以外に剣も学び、戦うための努力はしていた。
 それでも生来の体質なのか、結局それほど筋肉はつかず、そのため肘力が足りずにあまり剣の腕は上がっていない。この先も上達はそれほど見込めないと、今はもう本人自身認めているようだ。無理な稽古による疲労で、両手の骨が傷みかけていると安道全の制止が入ったらしい。
 
 
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