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徒然種々
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思いがけず!

 思いがけず、今日はたくさん拍手をいただいてしまいまして!
 何やら、恐縮です!(汗
 あの、どうもありがとうございます、ぽちっと拍手をして下さった方!
 御礼申し上げます!!
 
 
 
 えと。それで。
 あの、「onion plus」のsaki 様の設定をお借りして書く北方水滸伝のパロ話で、「後宮百合譚」の続き…?のような、ものです! 折り返し以下から、です!
 
 

 
 
 女ながら、戦の天才と密かに囁かれ始めている。
 戦場では、梁山泊頭領のひとりである晁蓋とも並び立つ。
 
 ―――童貫。
 
 彼女は、かつては宋の後宮にいて、帝の格別の寵愛を受けていたのだとかいう。そのせいか、童貫は今でも戦場を離れれば、質素なものながらも女物の衣裳を身に付け、薄く化粧を施しきちんと身じまいもして、所謂“女らしい姿”をしている。
 
 一貫して男装を通す呉用とは違うし、“女”であることを嫌うかの如く、女の要素を出来る限り身から退けている扈三娘とも全然違う。
 しかし、そのくせ彼女の内奥には皆無といって良いほど“女らしさ”が無くて、その辺り、史進などは非常に付き合いやすい。男同士の、気の置けないさっぱりした応対が可能な相手だった。
 
 そのくせ―――
 
 そう、そのくせ。
 それでいながら、なのだ。
 
 童貫は、肉体的には正しく“女”以外の何ものでもなかった。それはもう、あの双剣使いの扈三娘などとは比べものにならないぐらい。
 
 

 

 

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