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御礼申し上げます!
拍手を、どうもありがとうございます!!
釦を押してくださった方!
心よりの感謝を!!
閑話休題。
えと、「たんぽぽと未完成道化師のうた。」の、SSA研究会さまからお借りしたイメージで、書き進めていた現パロで女体パロの、耶律休哥の話。
今回で、ラストです!
……息子で、「×養母」て、いいなと思いますよ!
休哥は、ふと手を伸ばした。
眠る“息子”の…いや、実の息子とも思う年下の部下の、額に滲んだ汗の粒を指先で拭い取った。捲れ上がった上着を整えなおす。
それから、
「……」
ちょっと考えて、自分の体にかけてあったブランケットを石幻果の上に掛けやった。その端っこに、改めて休哥自身も潜り込む。
「……」
また、眼を瞑った。
古畳の蒸せた匂いと……、日頃馴染んだ青年から、此方を包み込むように伝わってくる健康的な汗の匂い、日焼けした肌の香ばしい匂いに包まれながら。
―――辺りが、とっぷりと濃藍の宵闇に覆われた頃。
石幻果はようやく眼を醒ました。
そして、自分の肢体に添い寝するようにぴったり寄り添って、すうすうと寝息を立てている、若くて綺麗で、心底尊敬できる一方で何処か酷く可愛らしい、血の繋がらない母親…の如く思う少しばかり年上な上司の白い姿を見つけ、
「…!?」
一人、真っ赤になってうろたえる事になった。
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