徒然種々
思いつくままに。
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昨日に続き、またしてもたくさんたくさん、拍手をいただいてしまいまして!
ちょっと、興奮気味です自分。……どうも、ありがとうございます!! この、いただいたエネルギー、妄想方向へと使用させていただきます(!)ので、良かったらまた遊びに来てやって下さいませ!!
どうも、ありがとうございました!!
……閑話休題。
えぇと、現パロで女性パロな、耶律休哥の連載の、続きです!
イメージ貸与して下さったSSA研究会さま、どうもありがとうございます!!
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えぇと、現パロで女性パロな、耶律休哥の連載の、続きです!
イメージ貸与して下さったSSA研究会さま、どうもありがとうございます!!
濃密な、黄金色の矢が窓辺から一杯に射し込んで来る。
夏の夕日の光は実に鮮明で、だから室内はまだかなり蒸し暑い。休哥の枕元に置かれたガラス製の、頚の長い水差し…中に浮かんでいたはずの氷も溶け果てて、硝子の肌に宿った露まですっかり乾いていた。
それでも、夕べの海風が吹き込んでくるため、鉄釜で炒られるような白昼の熱と比べれば幾分マシだった。
―――憐々と、涼やかに風鈴が啼いている。
「……」
ふと、休哥は浅い微睡みから醒めた。
「……?」
アーモンド型の、眦のきつく切れ上がった眸が少し瞬く。
真冬に降る粉雪のように真っ白な、長い睫が揺れた。
「……」
休哥は、軽く頭を振った。
熱っぽく気怠かった体はだいぶ楽になっている。鈍く疼くようだった下腹部の痛みも、既に遠くなっているようだ。
「……」
日焼けして色褪せた古畳に手をつき、彼女は起きあがった。
そして、
「…………」
横たわっていた己のちょうど隣りで、畳に崩れて眠り込んでいる石幻果の姿を発見した。
手に、団扇。エアコンの風は病人に良くないと、ずっと扇いでくれていたのだろう。今は、眠っている。
「……」
石幻果自身、この猛暑の最中、海でめいっぱいに楽しんでいたのだから、随分と疲れていたはずだった。捲れ上がった半袖のポロシャツの裾から引き締まった腹部が広々と覗いていて、静かな寝息と共に幽かに上下している。
―――彼にしては珍しいような気の弛んだ様子だった。
「……」
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