徒然種々
思いつくままに。
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こんな駄文サイトに暖かい拍手とメッセージ、本当にどうもありがとうございます!
サイトに来てくださる人がいらっしゃるだけで、心がふわっとうきうき浮かれ始めるのですが。来てくださった方が更に拍手を使ってくださると……!!
本当に、どうもありがとうございます!
添えていただきましたメッセージへのレスについては、また日を改めて!
えと、それで。
あの、SSA研究会さまからお借りしたイメージにて。
連載しております話の続きを、以下にUP致しました!
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本当に、どうもありがとうございます!
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えと、それで。
あの、SSA研究会さまからお借りしたイメージにて。
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倒れて、未だ足掻いている。
猪の動きを見定めてから、休哥はその傍に屈んだ。―――詰めていた息を吐くと、早朝の山の冷気がそくそくと背骨を這い登ってくる。
「…………」
刺さった槍を不用意に抜いてしまえば、盛大に血が噴き出す。
それを避けるために、槍先は切り離して肉に埋めたままにした。
こうして狩った獲物の、血の一滴も無駄にすることはない。毛皮も骨も内臓も、それぞれに役立てる。
「…………」
休哥はまだ四肢を動かし続ける猪を、手早く縛り上げて刈り取った枝に括り付けた。失くした片腕の代わりに、くちで縄の端を銜えた。すでに、慣れた作業である。―――こうしたのどかな山の暮らしのせいか、血を吐くことも今ではあまりない。
「…………」
槍と、それに添えた太い木の枝二本に括り付けた猪を肩に担ぎ、歩き出す。
さばくのは、童貫と暮らす小屋附近まで戻ってからだ。
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