忍者ブログ
徒然種々
思いつくままに。

[413] [412] [410] [409] [408] [407] [406] [405] [404] [403] [402

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

平伏!

 こんな駄文サイトに暖かい拍手とメッセージ、本当にどうもありがとうございます!
 サイトに来てくださる人がいらっしゃるだけで、心がふわっとうきうき浮かれ始めるのですが。来てくださった方が更に拍手を使ってくださると……!!
 本当に、どうもありがとうございます!
 添えていただきましたメッセージへのレスについては、また日を改めて!
 
 
 
 
 えと、それで。
 あの、SSA研究会さまからお借りしたイメージにて。
 連載しております話の続きを、以下にUP致しました!
 
 

 
 
 
 倒れて、未だ足掻いている。
 猪の動きを見定めてから、休哥はその傍に屈んだ。―――詰めていた息を吐くと、早朝の山の冷気がそくそくと背骨を這い登ってくる。
 
「…………」
 
 刺さった槍を不用意に抜いてしまえば、盛大に血が噴き出す。
 それを避けるために、槍先は切り離して肉に埋めたままにした。
 こうして狩った獲物の、血の一滴も無駄にすることはない。毛皮も骨も内臓も、それぞれに役立てる。
 
「…………」
 
 休哥はまだ四肢を動かし続ける猪を、手早く縛り上げて刈り取った枝に括り付けた。失くした片腕の代わりに、くちで縄の端を銜えた。すでに、慣れた作業である。―――こうしたのどかな山の暮らしのせいか、血を吐くことも今ではあまりない。
 
「…………」
 
 槍と、それに添えた太い木の枝二本に括り付けた猪を肩に担ぎ、歩き出す。
 さばくのは、童貫と暮らす小屋附近まで戻ってからだ。
 
 
 
PR

Comment

お名前

タイトル

メールアドレス

URL

パスワード

コメントVodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

文字色


Trackback

TrackbackURL

<今日も!  Home  拍手、拍手、拍手!!!>

カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
最新記事
(03/13)
(03/09)
(03/04)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
最古記事
アクセス解析

忍者ブログ [PR]

TemplateDesign by 比呂有希|ススメ::342blog