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徒然種々
思いつくままに。

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しゅんみん?

 それとも、冬眠でしょうか。
 最近、時々何か急激に眠いです。夜とか、昼とかに。……ひと波を越すとちょっと楽になるのでいいのですが、眠いときは本当にもう頭が回転しなくなります、眠すぎて。
 
 ……春の暖かさで身体が惚けているのか、入り混じる冬の寒さのせいで身体が冬眠仕様になっているのか、どちらなのでしょうね!
 
 
 
 閑話休題。
 えと、拍手をありがとうございます!
 拍手のお礼小話にしては、ちょっときつい話が多いかな、と気にしていたり、したのですが。
 たくさん押してくださって、ありがとうございます!!
 
 
 閑話休題、2.
 えと、「onion plus」の saki 様の設定をお借りして。
 折り返し以下から、連載の続きです。
 

「は、だ……」
「褒めたつもりだが」
「………そう、でしたか…」
 
 身の処し方ではなく、身体的な特徴のこと。
 
 勝手に勘違いしていたらしい自分に気付いて、呉用は可笑しくなった。強ばっていた肩から、力が抜ける。すみませんと呟いて、軽く、小さく喉を鳴らして笑ってしまう。
 
 同時に―――溜まっていた涙が零れ落ちた。
 
 生ぬるい感触が頬を伝う。この後宮での先達、世話係のようにして呉用に附いてくれている童貫が、帝の寝所に呼ばれた呉用のため、薄く寝化粧を施してくれたばかりなのだが……。 
 流れた一滴に釣られるようにして、また一滴、二滴と後から後から新たな雫が頬から頤への輪郭線を伝い落ちていく。
 
「…っ、…ふ、ぅう……ッ」
 
 ぼろぼろと、涙を零す。
 心弱く、発作的に泣き出してしまう自分の弱さが呉用は心底厭わしかった。しかし、やはり留めることが出来ない。
   
 
 肌がうつくしいと、良くささやきかけられた。
 
 何処もかしこもお前は綺麗だけど、特に肌と髪が綺麗だ、と。なめらかで触り心地が良くて、何時までも触れていたくなる。
 
 笑う、彼に。
 自分は何時も憤然として、からかわないで下さいと―――
 
  
「ぅっ…、ッッ」
 
 せめて泣声だけは洩らすまいと、先ほど漸く解放した唇を更に強く、懸命に噛みしめようとした。
 それを、
 
「…………」
 
 童貫の、白くほそい指先にそっと制されて。
 
「ぁ、あっ、ぁああ……」
 
 遂に呉用は声を上げ、その場に泣き崩れた。
 
 
 
 あの人が、もうこの世にいない―――
 
 
 
 
 ※ ちなみに。この時点で晁蓋殿、別に死んでません。
 ※ むしろ、後で囚われた呉用センセを救出に来ますよ! 
 ※ 呉用センセは晁蓋殿が戦死したと思い込んでいるのですが、実はちゃんと無事でしたよー、という。 
 

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